2020年東京五輪期間中に首都圏の鉄道終電が深夜2時過ぎ頃に
オリンピック期間中は終電が延長
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会によると、2020年のオリンピック期間中は鉄道の終電を繰り下げる方針で鉄道と協議しているとのことです。
これはオリンピック競技の終了時間が深夜遅くになる場合があるためです。
パラリンピック大会については、試合終了が深夜になることがないため、終電の繰り下げは行わないそうです。
これはボランティアにとっても素通りできないニュースです。
なぜならボランティアは試合が終了し、観客のみなさんが帰ったあとに活動終了となるからです。
昨年の平昌オリンピック・パラリンピックでも、試合終了後に会場に残されたボランティアが帰宅手段がなく、立ち往生している状況が報道されました。
また新国立競技場がスタートとなるマラソン競技でもスタートが早朝になることが議論されています。
試合の準備は数時間前から始まりますので、当然通常であれば電車が動いていない時間にボランティア活動場所まで移動しなければなりません。
ボランティア用の宿泊施設などが用意されるのかは現時点ではわかりませんが、2時ころまで終電があれば、終電に乗って活動場所へ移動、早朝4時ころからのマラソン開始準備に入るといったことも可能かもしれません。
現在、深夜帯の運行を検討している事業者以下のとおりです。
・東京臨海高速鉄道
・首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)
・西武鉄道(西武)
・相模鉄道(相鉄)
・京成電鉄(京成)
・北総鉄道
・京王電鉄(京王)
・東京急行電鉄(東急)