元サッカー⽇本代表北澤豪とsfidaがサッカーボールを発展途上国に届けるプロジェクトを開始
発展途上国にサッカーボールを届ける「LOVE&PEACE&FOOTBALL」プロジェクト
JICAオフィシャルサポーターを務める北澤豪と自社ブランド「sfida」でサッカーボールを製造販売するsfidaがサッカーボールを発展途上国の子どもたちに届けるプロジェクトを開始することを発表しました。
ボールのデザインは世界が繋がるという意味を込めた地球柄やミサンガ柄などオリジナルデザインとなります。
北澤豪氏 コメント
世界には僕らが知らない現実がまだまだたくさんあります。私はJICAの活動を通じて世界中の発展途上国を回っていますが、例えば100人ぐらいの島に行ったら、島に1個しかボールがなくて、それをみんなで蹴っていたこともあります。
アフリカでは、レジ袋を丸めて火をつけて何度も溶かしてボールにしていた。ペルーに行った時は、オレンジをボールがわりにしていた。みんな、サッカーがやりたいんだなと感じました。そういうところにボールを届けてあげれば、みんなが笑顔になれるし、子どもたちの未来が広がるのではないか。最先端のプレーヤーが蹴っているボールが、世界中で蹴られる。そういう繋がりこそが、サッカーだと思っています。
sfida代表取締役社長 倉林啓士郎 コメント
もともとsfidaはパキスタンの児童労働問題を解決するために、フェアトレードの仕組みでボールを作れないかと立ち上がったブランドで、今でも手縫いのボールは一つずつパキスタンの工場で製作されています。そんなルーツがあるサッカーボールだからこそ、sfidaとしても海外への社会貢献活動が何かできないかとずっと考えていました。
サッカーボールを世界中に届けることで、sfidaのボールでサッカーをする子や、育つ子たちが増えていってほしいなと思っていて今回のプロジェクトが一つのきっかけになれば良いなと思っています。Jリーグではコンサドーレ札幌のチャナティップ選手など東南アジアの選手がどんどん出てきています。sfidaのボールでサッカーを始めた子が、大人になってJリーグで大活躍して、みんなを喜ばせる。そんな光景を見たいです。