ラグビーワールドカップ スコットランドがサモアに快勝。日本の勝ち抜きをシミュレーション
スコットランドがボーナスポイント獲得
日本のライバルであるスコットランドが30日、サモアを圧倒しノートライに抑えつつ、4トライを挙げて勝ち点4に加えボーナスポイント1を獲得しました。
勝ち点の計算は次のように行われます。
勝利:4ポイント
引分:2ポイント
敗戦:0ポイント
また、次の場合ボーナスポイントを獲得できます。
トライ数が4以上:1ポイント(勝敗にかかわらず加算)
7点差以内で敗戦:1ポイント
前回大会で日本は予選プールで3勝を挙げながら決勝トーナメントに進出できなかった初めてのチームとなりました。
これは日本より上位の強豪チームが複数(今大会の場合はアイルランドとスコットランド)がグループに同居するためで、
日本が上位チームから金星を挙げると三つ巴の戦いとなり、前回では南アフリカに勝利したもののスコットランドに敗れたため無念の予選プール敗退となりました。
今大会も日本はアイルランドを下したものの、そのほかのチームも順当に勝利を挙げるとまた接戦となることが予想されます。
プールA今後のシミュレーション
日本は現在2試合を終えて勝ち点9を獲得しています。
2つの勝利の勝ち点8とロシア戦でボーナスポイント1を加えています。
2位はアイルランドで勝ち点6です。
アイルランドは日本には敗れましたが7点差負けでボーナス1点、そしてスコットランド戦では4トライを決めましたので勝ち点とボーナスで計5点を獲得しました。
3位はスコットランドです。
アイルランドには敗れたもののサモア戦で復活。ボーナスポイントを加えて勝ち点5です。
ここから今後の試合をシミュレーションします。
両試合ともボーナスを獲得すると最大10ポイント上乗せして勝ち点16となります。
スコットランドはロシア戦で5点を加えたとすると10点。
日本もサモア戦で5点を加えると14点。
勝ち点4差で日本とサモアが一騎打ちとなります。
アイルランドは勝ち点16~15を確保していれば日本とスコットランドの試合に関係なく決勝トーナメント進出が決まります。
日本はスコットランド戦で勝つか引き分けると文句なしで決勝トーナメント進出。
負けた場合でも7点差以内であればボーナスポイントにより決勝トーナメント進出が決まります。
一方で日本が7点差以上で負け、かつ日本が4トライ以下でスコットランドが4トライ以上取った場合、勝ち点で逆転されて敗退します。
複雑なのが7点差以上でスコットランドが4トライ以下の場合です。
この場合は勝ち点14で並びます。
この場合次のレギュレーションを参照します。
“勝点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較する。
直接対決の勝者
得失点差
トライ差数(トライ数-被トライ数)
得点数
トライ数
2019年10月14日付のワールドラグビーランキングでのポイントが高い方”
これによると日本はスコットランドとの直接対決に敗れているので、日本の敗退となります。
前回大会で敗れた因縁の相手、スコットランドとは今大会も生死をかけた大一番となることが予想されます。
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